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ジャック・デュトロンについて 　レコード・コレクターやDJの間では既におなじみの彼ですが、彼に心当たりの無い方にはこう説明すればお分かりいただけるでしょうか。以前ドラマの主題歌で使われたジェーン・バーキンの「無造作紳士」のモデルになった人。フランソワーズ・アルディのだんな様。ちょっと年配の方なら、映画「私の夜はあなたの昼より美しい」でソフィー・マルソーの相手役を務めた人・・。 　そう、彼のことを紹介しようとすると、「誰かの、ナニナニ」という形になってしまいます。彼は日本ではあまり紹介される機会がなかったのです。ゲンスブールにも似たシニカルな歌はフランス人の誰もが知っていて、また映画界では毎年大作に主演しているというのに！（それにゲンスブールよりハンサムでしょ？） 　またトレードマークになっている葉巻やサングラスなど、彼のプレイボーイ・スタイルもとてもユニーク！ その辺りは「Les Play-boys」のコーナーにまとめてみました。 　60年代の彼のヒット曲は時々フレンチポップのコンピレーションなんかに収められたりしていますが、ホームページもなければ、輸入CDですら一部のお店でしか手に入らないという有り様。（そんな中で唯一孤軍奮闘してくれているのが、新宿のヴァージンメガストール。彼のコーナーが設けられDVDも置いてある。あとはフレンチ専門のお店を訪ねるしかありません。） 　そんな訳で、管理人が東京で60年代のフランス音楽のDJをする傍ら、ちびちび彼のレコードや本などをフランスから取り寄せて、自分なりに彼の情報を集めたのがこのサイトです。サイト名の「デュトロンマニア」というのは当時の彼の熱狂的なファンを指した言葉です。私の場合は当時を経験しておりませんので、マニアと名乗るにはかなり恐縮なのですけれども、今の時代に昔の音楽を掘り下げているのもいささかトチ狂っておりますので、マニアを目指すということで名付けさせていただきました。 　2000年の彼の誕生日には、自分のDJイベントで、ささやかに彼の絵柄のチョコレートやポスターなんかを作って勝手にお祝いしていたのですが、彼が60歳を迎える次のバースデイの時には、もっともっと日本のファンが増えていることを願っています。（というか既に隠れファンは多数いるはず！） 　まだまだ発展途上ですが、少しずつ内容を充実させていきたいと思っております。情報などありましたらぜひともお寄せください！ どうぞよろしくお願いします！