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これはフランスのテレビ番組「ZOOM」で放送されました。タキシード姿の男がバスタブでふたりのゴシップ記事を読んでいます。

 

「デュトロンのことは大好き。だって一緒にいると楽しいし、才能があるし、とりつかれるくらいに仕事熱心で・・つまり、真剣なお付き合いじゃないの。仕事をする上で、とても尊敬しているわ。彼は自分で作曲もアレンジもして、すごく感動するの。それに、彼はちょっと坊やみたい。彼の瞳がいちばん好き。瞳は彼のチャームポイントだわ・・。えぇ、確かにジャックのことは好きだけど、恋をするには・・・ちょっと遠いの!」

 

男がフランソワーズの仮面を剥がすと、それはデュトロンだったのです。また当時の想い出をフランソワーズはこう回想しています。

「私たちの出会いについては、その頃それぞれに別れがあったの。私はジャン=マリー・ペリエと一緒で、デュトロンにはフィアンセのジスレーヌがいた。私たちはよくウォルソン(ヴォーグ・レーベルのディレクター)と一緒に出かけたわ。私たちは二人とも有名だった。それで少しずつ・・私は最初の一歩を踏み出せなかったの。ジャックも決心してなかったし、何にも無かったっていう気がするわ・・あの時、ジャックがコルシカ島にやって来た日までは。私はジャン=マリーと別れてすごく落ち込んでいたの。私はジャン=マリーに家を借りていたんだけど、そこに戻ってデュトロンとウォルソン、それに「サリュ・レ・コパン」の仲間たちを招待したことがあって、本当に始まったのはそこからなの。みんなグループで、ジャックの仲間たちが私たち二人だけを残して先に寝ようと仕組んでみたい。それでもし何かが起こったら、次の日彼が赤いシャツを着てくるって。私はもちろん何も知らなかったんだけど、ひとりで彼と会ったの。彼は信じられないくらいたくさんお酒を飲んでいて、夜のあいだ、5時か6時くらいまで話をしていたわ。私もたくさん飲んだから、この夜彼が話してたことは全く思い出せないの。残念なんだけど、ジャックは少しばかり大切なことを話していたわ。・・・それで次の日、彼は赤いシャツを着てきたの」